演目紹介(オススメ演目)

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踊り&楽器演奏

■ショプラク地方の踊り

ブルガリアの首都ソフィア周辺、ショプラク地方の踊り。ぺテルニーノ、チェトヴォルノ、プラヴォ、ラチェニッツァとリズムの異なる4曲のメドレー。隣の人のベルトをつかんで一列で踊るベルトホールドの隊形はこの地方の特徴で、速いリズムに合わせた男性の力強い足さばきや女性の小刻みな体の揺れが見ものです。

■トラキア地方の踊り

ブルガリアの中部トラキア平原地方の踊り。2曲のメドレーです。前半は女性が歌いながら入場し、リズミカルな跳躍とキレのあるターン、そして調和的な隊形変化が見所です。後半は男性が女性を誘い、ペアになって踊ります。男性の手足を叩く力強い動きと女性の優美な舞の対象にご注目ください。

■ヨベマライモメ

複雑な変拍子のリズムに躍動感溢れる踊りが見物です。また、民族楽器の力強くも切ない響きに歌が重なり、踊り・歌・演奏が一度に楽しめる曲です。

女声合唱

■夢見るトドラ

ブルガリア民謡の中で最もポピュラーな合唱曲。美しい少女トドラはオリーブの木陰で気持ちよくまどろみながら、バラの花束を持った恋人がやって来る夢をみていましたが、やさしいそよ風が木の葉を揺らす音で目を覚ましてしまう、そんなストーリーです。目を閉じるとブルガリアの草原で昼寝をしているような、心地のよい歌です。アカペラの三重唱、四重唱の音の豊かさ、広がりを感じてみてください。

■スデミエ

アカペラのブルガリア女声合唱。リリャナのメンバー数人が、ブルガリアへ行った時に教えてもらった民謡です。もの悲しくもどこか強さのある、独特の旋律を持っています。ブルガリアン・ヴォイスと一口に言っても様々な顔を持っていますが、その中でも荘厳なイメージと神秘性を大事にして、リリャナで4重唱にアレンジしました。

楽器演奏

■スタラザゴルスカ ラチェニツァ

トラキア平原地方の曲。「ラチェニツァ」は、ブルガリアで最も一般的なリズムで、テンポの速い7/8拍子。器楽曲として「しっとりと」アレンジしたり、若い男女のラブストーリーを踊りで表現することもあります。

■ネヴェスティンスコ オロ

ブルガリア南西部ピリン・マケドニア地方の曲です。この地方でよく使われる首の長い弦楽器タンブーラが活躍します。タンブーラの仲間は広くシルクロードに分布していて東洋と西洋の境目であるブルガリアらしさをたたえた演奏になっています。どことなくオリエンタルな響きをお楽しみいただけます。

■ガドゥルカ三重奏による ブルガリア民謡の調べ

ブルガリアの民謡6曲のメドレー。ガドゥルカというブルガリアの民族楽器の3重奏です。(ガドゥルカはバイオリンに似て、弦をこすって音を出す楽器です)素朴で温かみのある音色から大地に根ざし生活してきたブルガリアの風土を感じられることでしょう。

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